足台と補助ペダル

今日は、足台と補助ペダルのお話です。

皆さんは、お家で、きちんと足台、補助ペダルをつかっていらっしゃいますか?

 

足が床に届くのに早いお子さんで4年生くらい、遅いお子さんで小6くらいまでは、何かしらの台を使うように指導しています。

足がブラブラだと、踏ん張れないし、姿勢が悪くなる、手首が下がったり上がったり、不自然な格好で弾くので、変な癖がついてしまいます。

レッスンの時だけでなく、初めからきちんと足台を用意してお家でも練習するようにしてください☆

 

また、補助ペダル付足台は、2・3年生くらいまで使います。

昔は、ペダルは足が床につくようになってからでしたが、今は、ペダルを使う子供の曲が沢山あり、また、早くからペダルを踏むことで、ペダリングが上手になりますし、演奏の幅も広がります。

うちの上の娘は年中の時、4歳からペダルを踏んでいますが、ペダルを踏み始めて既に5年、かなりペダルは上手に踏んでいます。

 

補助ペダル付足台では、身長的に苦しくなってきたら、うちでは、フィットペダルというものを使います。

足台となる板を何枚か身長によって重ねて、ピアノ本体のペダルにアタッチメントをつけるというものです。

このペダルは、今は、コンクールなどではかなり主流です。

 

他にアシストペダルというピアノ本体につけると、手前にペダルの長さが伸びるため、微妙に足が届かない方、ペダルが重くて踏みにくい方で、もう台はいらない方には使っています。

また、補助ペダル付足台にかませて、ペダルを軽くするのに使ったりしています。

このアシストペダルも、台をおいてアシストハイツールという上にビヨーンと飛び出るタイプのアタッチメントをつけると、フィットペダルのようになるのですが、安定が悪いのと壊れやすいため、コンクールなどで良くご存じの方は、最近あまり使わない傾向にありますね。

フィットペダルの方が、少しズリ下がる感じがあって慣れるまで踏みにくいですが、いいと思います。

 

どの足台も一時的な物のため、家の教室では、いらなくなった方が、半額ぐらいでまた必要なかたに譲っていただくなどしています☆

 

補助ペダルも4万近くと高いので、もし、ピアノを購入する予定のある方は、代金に入れてもらうよう交渉するといいと思います。

また、フィットペダルは、指定の業者からしか買えないものですが、段数によって値段が変わってきます。

 

足台は高くても、ピアノを演奏するにあたって必要不可欠なものですので、体に合ったものを購入してくださいね☆

 

長尾ピアノ教室

東京都八王子市堀之内

フードワン裏・京王堀之内駅徒歩10分