今回6月8日の発表会で、小6~大2までの第1部と、年中~小5までの第三部の間の第2部で、講師コンサートを企画しています♪
ヴァイオリンとチェロのゲストをお呼びして、
八巻先生が、ヴァイオリン、チェロの小品を2曲づつの計4曲、
私が、ピアノ三重奏曲を演奏します♪
今日は、私の演奏するピアノ三重奏曲についてお話します♪
ピアノだけに限らず、室内楽には色々な形があり、
2人で演奏する二重奏をデュオ、
3人で演奏する三重奏をトリオ、
4人で演奏する四重奏をカルテット、
5人で演奏する五重奏をクィンテット
そのほかに、六重奏だの、八重奏だのありますが、まぁ、ピアノは、クィンテットまでが一般的です♪
もっと規模が大きくなってオーケストラとかと演奏するものは、協奏曲(コンチェルト)となります♪
ピアノ〇重奏となるものは、ピアノを含んだ室内楽となります♪
今回は、ピアノトリオということで、ヴァイオリンとチェロとピアノの三人で演奏します♪
今回は、私は、メンデルスゾーンのピアノトリオ第2番の第1・4楽章を演奏します♪
メンデルスゾーンの2つのピアノトリオは、第1番、第2番ともに、彼のいずれ劣らぬ最高傑作とみなされていて、初演から現在に至るまで演奏家にも聴衆にも人気の作品となっています♪
ピアノトリオの中でも、とりわけメンデルスゾーンの第1番が人気が高く、良く演奏されるので、こちらにしようか迷いましたが、2番の方が、ヴェイオリンもチェロ動きがあり、ドラマチックなのでこちらにしました♪
このピアノトリオ、当時のメンデルスゾーンの華々しい演奏を裏付けるもので、ピアノパートが最高に難しいという評価のある曲です(泣)
ピアノ〇重奏とつくものは、他のパートの方に申し訳ないといわれるくらい、ピアノパートの音が多く、一人でヒーヒー言いながら弾くのが殆どですが、メンデルスゾーンのトリオ(通称メントリ)はヒーヒーどころではなく、崩壊しそうに音が多いです
でも、この音の多さがまた効果的で素晴らしいのです☆
以前、私は、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトが凄く好きとお話ししましたが、第1番の第1楽章、第2番の第4楽章はそれに似た雰囲気のある曲です♪
メンデルスゾーンは、ドイツの名門家庭に生まれ、沢山の家庭教師について色々な学問を学びました
メンデルスゾーンのピアノの腕は、リストやシューマンの奥さんのクララ・シューーマンと比べても全く引けをとらないピアノの名手だったと言われています
また、メンデルスゾーンが生きていた時代、バッハは、全く注目されず、バッハの息子たちの方が有名でしたが、メンデルスゾーンが、マタイ受難曲を指揮したことで、バッハ復活のきっかけをつくりました
また、彼の創設したライプツィヒ音楽院はドイツの重要な音楽教育の場であり続けています
今回の発表会で、メンデルスゾーンの曲を弾くお友達もいますが、室内楽曲はまた違った雰囲気で楽しめると思います♪
私自身も凄く楽しみにしています♪