一昨日、暑い中、ヤマハの発表会がありました♪
出演された皆さんはお疲れ様でした♪
皆さん、よく弾いていたように思います
さて、発表会でも弾いていただきましたが、コンクールの課題になっているバッハの難しさを改めて感じました
バッハのインベンションは、2つの声部からできており、対旋律という合唱のように歌と歌が絡み合うように作られていて、どちらの声部もずっと聴ける耳が育たないと上手く弾けない難しさがあります
一番メインになるテーマと呼ばれる旋律とテーマの裏にでてくるカウンターパートという旋律があるのですが、テーマだけを追っていてだしているのもダメだし、2声とも出すぎてしまうのもダメだし、2つの声部が常に聴き続けて弾けなければなりません
右にテーマが出てきていて、そのあと左にテーマが移るときに、右のテーマの処理がきちんとできないとボコボコになってしまうし、テーマのみがでているのも、うすっぺらな演奏になってしまいます
沢山やっているうちにバッハの耳が出来てくるのだと思いますが、歌と同じなので、右手を弾く時には、左を歌いながら弾くとか、その逆もやるとか、テーマの弾き方を揃えるために、テーマだけを追って弾いてみる、カウンターパートだけを追ってみるなど色々やってみるといいと思います
昨日、9月の上野学園のコンサートにでられる、れおくんの補講をしましたが、れおくんの曲も、平吉毅州さんのこびとのおどりという、バッハの時代の曲のように追いかけっこになっているので大変難しく、パニックになっていました
でも、バッハをやると耳が育ちます
みんな頑張って!
基本はみんなうたですから、歌うように弾くが大事です
合唱やソルフェージュをやるとうまくなるのも、それも耳が育つからですよね
自分のパートだけを追っていてはうまく聴こえないから、歌いながら相手のパートを聴くことをするから、合唱を行えば上手くなりますし、音楽的な子になります
ソルフェージュは、耳の訓練ですから、聴いて、楽譜に書き起こしてというのを繰り返しやることで、聴くことが癖になります
おうちでの練習は歌いながらがいいですよ