色彩の美しさを見に♪

この連休は良い秋晴れとなっていますね

今日と明日は、コンクールの1次予選なのですが、私は午前中からお腹の調子が悪く応援に行けていません・・・

みんなごめんね!こうなったら念力で応援しています!(T_T)

 

さて、昨日は、上野の東京都美術館へモネ展を見に行ってきました♪

今回のモネ展では、マルモッタン・モネ美術館所蔵の沢山の絵が展示されていました

 

ちょっと前までドビュッシーを弾いていた上の娘の為に何としても行きたい作品展でした

 

音楽の印象派と絵画の印象派には共通点があります。

具体的にメロディーがバーンとあるというより、全体として聴いたときにメロディーが浮かび上がってくるような感じや、絵画の方は、点、点、点と筆跡で、クッキリ形は書かないのに、まるでそこにお花が書いてあるように見えるとかそういった感じだったり、すこしづつグラデーションのように色合いが変わっていくのが、音楽の方でも音色が少しづつかわっていくのと似ていたりするので、同じ時代の曲を色がない演奏をしている娘に、こういう感じ!というのを具体的に見せたかったんです

 

一番の目玉は、「印象、日の出」と題された下のパンフレット表紙にもなっていた絵です←すみません、折れてヘナヘナになってます

写真は撮れないので、雰囲気だけでも分かるようにパンフレットからお見せします

印象派というフランス絵画の手法は、1870年頃からパリに登場し、パレットの上ではあまり絵具を混ぜず、筆の跡がのこるような新しい書き方をし、光に注目してよく屋外で書かれたものです

その印象派の代表的な画家にモネやルノワールがいるのですが、この印象派という名前の由来になったのが、この「印象、日の出」という絵です


パンフレットでは分かりにくいと思いますが、太陽が真ん中ではなく、少し右寄りに鮮明なオレンジで浮かびあがるのが凄く素敵な絵でした


この作品はモネがまだ売れていない時代に書いたものですが、作品が売れて余裕ができると絵を描くために色んな土地へ旅に出ました。川沿いや海辺等モネのお気に入りは水と光のある場所だったそうです。

この作品展でも、フランス北部のノルマンディー地方の海辺の絵など沢山飾られていました


私と娘は、オランダのチューリップ畑という作品が素敵で気に入りました

チューリップなんて一つも書かれていないのですが、色合いや風景でそうだと印象的にわかる素敵な作品でした♪

モネは、42歳の時にジヴェルニーという村に移り住みます。

ここを気に入ったモネは、近くの川から水を引いて睡蓮の咲く池を作り、絵を描くのに理想の庭を造ります。日本にいったことはなかったのですが、浮世絵など日本が好きだったモネは、庭に日本風の太鼓橋も作ります。←太鼓橋と睡蓮が一緒に書かれている絵が必ず美術の教科書に載ってますよね!

モネはこの風景を日々眺め、200点以上もの睡蓮の絵を描いています。時間や天気、季節によって変わる水面を観察して沢山の睡蓮の池を描いたそうです

この作品展でも沢山の睡蓮の絵が飾られていました

きちんとお花が形で描かれていたのが晩年になると形はほとんどなく、線だけで描かれていましたよ

睡蓮といえば、フランスのオランジュリー美術館に大作があると思いますが、残念ながら私は一度も見ることが出来ませんでした。

行くと休館日だったり、絵を貸出し中でしまっていたり、何だか縁のない美術館でして・・・

いつかみたいな~


娘は、どれだけ分かったか分かりませんが、微妙に色彩が変わっていく感じ、形は描かれてなくても、印象的には感じ取れるなど、全くわからないまま弾いてた時よりは少しはためになったかな~


中学生以上の生徒さんも、機会があれば行ってみるといいかも!

色彩の世界は普通に楽しかったです♪


しかし、シルバーウィークの混雑は凄かった・・・

この後、下の娘は絵はつまらないと連発してたので上野動物園に行くつもりだったのですが、凄い列で、昼食を食べて14時ごろから意を決して行ってきました!


お金のない学生のころは、暇さえあれば、上野動物園にのんびりしにいっていたのですが、だいぶ、そのころとは変わって見せる動物園になっていました


パンダは、最初はお尻を向けていたのですが、ちょうど起きて動いてくれて、どよめきが起きてました笑

個人的には、プレイリードックが可愛かった♪


 

長尾ピアノ教室

東京都八王子市堀之内

フードワン裏・京王堀之内駅徒歩10分