台風が行ってしまって、本当に雲一つない快晴で、朝から暑いですね!
今日は、朝から、通常の洗濯に加えて、ラグと、家中のカーテンを洗濯しています。
夏だから、午後のレッスンまでに間に合うかな~☆
ウサギがきてから、ラグは、週に1度は必ず洗濯するようにしていますが、やっぱり洗うと気持ちいいです♪
さて、夏休み、皆さん満喫しているでしょうか。
発表会も終わり、クリスマス会の練習もまだで、レッスンも少なめとなると、中だるみでピアノの練習が面倒臭いという子が出てきます。
こういう子はは、春も必ずいます。
5月病というのか、5月6月になると辞めたくなっちゃう子が必ずいるんですね。
丁度、発表会も終わり、新生活の疲れも来て、面倒臭いの方が勝ってしまう感じで・・・・
実際に、お辞めになる方は少ないですけどね
ブログで、しょっちゅうこのテーマは書いていて、しつこいようですが、お付き合いください笑
ピアノを始めるときは、お子さんも、親御さんも夢にあふれています
親御さんは、音楽が好きになってくれたらいいな~、ピアノが弾けるようになったらいいな~と、
お子さんは、新しい習い事に夢も膨らむし、楽しくてしょうがないという感じ
でも、1・2年経ってくると、結構難しくなってきて、練習もちゃんとしないと弾けなくなってきますよね。
今の親御さんは、共働きの方も多いので、十分にお子さんの練習を見てあげられない方も多いですしね。
お子さんも、学校の宿題だけだって、いやだな~と思っているところに、毎日練習しないといけないので、ピアノ自体は嫌いじゃなくても、自由にのんびりしたいお子さんにとっては負担に思う子もいるでしょう
ましてや、小学生になると、反抗期も重なってきて、親御さんに練習を見られたくないとか、親御さんに注意されるのが嫌とか、
そうなると、「練習しないなら辞めなさい!」とか「嫌ならやめていいよ」というフレーズが出てしまいます
面倒臭くて仕方ないお子さんは、待ってました!とばかりにその言葉に乗っかって、辞めたいと口にするようになります。
そこで、親御さんが辞めさせてしまうと、辞めたいといえば、通るんだ~となってしまいます
ピアノは嫌いじゃないのに、練習は面倒だからやめてもいいかと、親の言葉に乗ってしまうというパターンも過去に辞められたお子さんの中には見受けられます
気持ちが切れてしまうんですね。
親御さんが練習しないお子さんに、嫌ならやめさせるよ!といってもいいと思いますが、辞めたいな~というお子さんに、「そう、じゃあお月謝ももったいないからやめたら?」と言ってしまうと、本当に辞めてしまう空気を作り上げてしまう気がします
勿論、このパターンじゃないお子さんだってたくさんいますし、親御さんは、一生懸命練習させようと努力してくださっていることもよくわかっています。
うちも、万年このフレーズは言っていますよ笑
先生に失礼でしょ!って、もう辞めたら?って
でも、子供が辞めたいといってきても辞めさせません笑
自分が子供の時を考えたって、辞めたくなるものです。
好きなものであっても、いい時もあれば悪い時もあり、練習が乗る時もあれば乗らない時もあるので、長い目で見なくては、辞めることが癖になります
いつも言っていますが、長く1つのことを続けることがどんなに大変なことか、大人なら誰でもわかります。
でも、子供は数年しか生きてませんから、分かんないですよね笑
ピアノに限らず、1つのことを続けられたということは、本当にその人の財産になると思います。
増してや物にするというのは本当にすごいこと。
お金も沢山かかるし、始めたときには、未来は見えないですしね。
沢山の大人が、普通に小学生をやってきて、中学で部活をし、自分のレベルにあった高校を選び、大学も行きたい学校や学部を職種を絞らずにざっくりした中で選び、就職も、学んできたこととは全く関係ない分野の会社に入って仕事をしていたりします、
そんな中、何でもいいから、1つ子供のころから続けられたものがあるとないでは、経験として全然違うと思うんです。
今は、親以外の人に怒られることも知らない社会人も増えて、折角入った会社も簡単に辞めてしまう人もたくさんいます。
1つのことを続けるということは、いい時も悪い時も続ける忍耐力と努力が必要です。
細く長く、決してプロにならなくてもいいから、一生の自信になる趣味としてピアノを続けてもらいたいなと思います。
ご家庭によって教育方針は色々だと思います。
やりたいものをやらせて、やりたくないものは無理にやらなくてもいいよというのが多いのかなと。
でも、これって、すぐ辞めたくなってしまうお子さんにとっては結局、かじったという経験だけで身にならずに終了してしまう可能性がある気がします
ピアノにしても、スポーツにしてもそうだと思いますが、身長が伸び、体格がかわっている時期に辞めてしまうと、すべてリセットされたかのように弾けなくなります。
以前から言っていますが、中学時代の一番忙しい時期を細々とでも続くと、一生の趣味として続いていくでしょう。
いい曲も沢山この時期から弾けるようになります。
ピアノや、音楽はなくても、生きていけるもので、心を豊かにするものです。
小学生のうちに辞めるということは、そのあと以前のように弾けなくなるということを覚悟できるかお子さんに確認していただき、親御さんもそれで納得できるか考えて見られるといいと思います。
コンクールを受けるようなお子さんのようには弾けなかったとしても、例え練習が好きじゃなくても、ピアノが好きであれば、細く長く続けていれば、気付けば、早くに辞めてしまった子たちよりずっと弾けるようになっているし、学校で伴奏をしたり、学年が上がるにつれて、ピアノで学校生活にかかわることも増えていきます。
自分より上手じゃなかった子が、中学になって、伴奏を上手に弾いていて、自分は辞めてしまっていて弾けなくなってしまっていたら、どう思うか想像させるのもいいかもしれませんね。
じゃあ、練習が面倒臭くなってしまったお子さんにどんなレッスンができるかですが・・・
一番いいのは、復習型のレッスンに変えるのがいいかと思います。
ほとんどの生徒さんは、予習型で、お家で譜読みをして練習したものをレッスンで見ていますが、復習型は、レッスンで一緒に譜読みや練習をして、それだけをお家でやってきます。
一度やっているから、譜読みのストレスは減るかと思います。
その代わり、進みは予習型の半分から3分の1の歩みになるため、進まなくはなります。
でも、やらないよりずっとマシです。
弾ければ、また楽しくなりますので、少しづつ予習も増やしていくのもいいと思います。
それから、うちでは、小学生までは基本はバッハや練習曲といったものをやらせていますが、好きな曲を自由に弾きたいという子もいます。
名曲集のようなものと、バーナムのような指の体操に本を減らすのもいいかと思います。
これも、正統派な、例えば、コンクールを受けていくようなきちんとした基礎を身に着けていくのは難しいため、こういったものをやっているお子さんより、どうしても曲の完成度は低くなる可能性はありますが、お子さんの満足度は高いと思います。
中学生くらいになると、相談してどの生徒さんも無理のないようにやっています。
名曲集とバーナムという子もいれば、エチュード・バッハ・曲とちゃんとやっている子もいますし、合唱の伴奏だけという子もいますし、様々です。
できる子は、ペースを落とさず、ちゃんと本はやった方が、いわゆる良く弾いてる人になると思います笑
個人レッスンでから、なんだってできます。
正解もないと思います。
最初にお子さんにピアノを習わせてあげようと決めたときの気持ちを思いだして応援してあげてくださればと思います。
私は、生徒さん全員、子育てしているような気分です。
息子はいませんので、男の子なんて息子を育てている気分です笑
どの子も、素敵な大人になるまで見守りたいと思います。
どのお子さんも、愛情をもって、お金では買えないような経験と、忍耐と、集中力と、努力のできる子にしたいと。
音楽は、心を豊かにするもの。
素敵な大人になっていくのが楽しみです♪
これまでの発表会のビデオや、記録があれば、順番に見せてあげるのもいいと思います。
こんなに成長したんだ!と親子で確認できると思います
何か、気になることがあれば、いつでも、相談しにレッスンにいらしてくださいね!