ただ今、教室ではコンクール、コンサートシーズンを迎えております。
そんなわけで、昨日は、桐朋の恩師のところに、生徒さんを連れて行ってきました♪
駅を降りて、杉並の住宅街を歩くこと10数分、毎週よく通ったな~なんて言いながらゾロゾロと連れ立っていきました笑
最初は、小4のお友達
モシュコフスキのタランテラという、よくショパンコンクールインアジアなんかの課題になる曲を見ていただきました。
そんなにいつも私が言っていることと差はありませんでしたが、ペダルを修正していただいたり、より左中心にいきいき弾くなど教えていただきました。
私ではない、先生に褒められたり、色々言っていただくと、緊張感もありますし、よくお返事もして上手になったと思います♪
2人目は、中2のお友達
コンクールの課題である、ショパンのポロネーズ第1番とバッハのシンフォニア6番と、ショパンのエチュードOP.10-9を見ていただきました♪
まずは、ポロネーズ
よく考えて弾いているねと言っていただいたあと、細かく言われました~笑
まず、彼女の苦手な出だし
格好良く出たいのですが、どうしても力が入ってしまうのを、全部の音を1つ1つ抜いて響かせるというのを何度もやりました。
そのあとに続く、メロディが2つのフレースでできているのですが、細切れになってしまうので、1回目はこう、2回目はこう弾くと体に入るまでしつこくやっていただきました。
つぎのパッセージは、右手が連符で外れやすいのですが、左もはずれているのでそこも修正しました。
中間部は、音楽的な作り方、間の取り方を細かく指導していただきましたが、途中、左手にメロディが来るところは、右のメロディも同等に歌わなきゃだめとバランスをとっていただきました。
冒頭にもどり曲は終了
とにかく、その場でできるまで、流すことなく、追及してのレッスンで、とってもまとまりが出ました
とてもよいレッスンでした
娘も、同じ曲をやり始めたところで、でも、たぶん娘はもっときっちりした感じで、揺らしたりとか、色気はゼロで、ピアニスト風には絶対ならない気がするので、全然違う風に仕上がる気がしますが、先生の音楽は凄く芸術家な感じで、ものすごく音楽的なので、これができれば本当、どこに行っても素晴らしいんだよな~と思いながら聴いてました。
先生のレッスンは、その場で直せないとダメなので、生徒さんも本当に必死でついていきましたね
よく頑張りました!
でもまだ続く~笑
次のシンフォニアは、あんまり言われませんでした
もっとテーマの出がわかるようにということくらいでした。
そして、本当に音楽的に難しいショパンのエチュードop.10-9
アジタートというせき込むように、坂道を転げ落ちるようにメロディラインが次々と突っ込んで弾いていかなくてはいけないのですが、どうしても突っ込めなくて、何度もやり直しさせられましたが、最後はできるようになりました
大変だったね、本当に、よく頑張りました
この曲、左手が自然に弾けるようになるのが大変で、そのうえで、テンポがコロコロ変わる音楽的に本当に難しい曲
でも、凄く上手になりました
コンクールでバッチリ弾けるように頑張りましょう!
いつもながら、先生には、どんな生徒にもいつでも本気でぶつかって、音楽の厳しさを教えていただき、ありがたいです。
私は、その場ですぐできなくても、じゃあお家で練習してきてねと流しますが、流すことは絶対ないので、できなきゃ先に進めない緊張感で本当にみんな集中!笑
私も、身が引き締まる思いです!
そして、この完成度に自分も演奏会までに持っていけるか焦ります笑
娘や生徒さんを一生懸命やると、大体自分はあと回して最悪な演奏しちゃうのよね~
先週末から毎日30分くらいですが、マジメにさらい始めました
もう少し時間取りたいので、頑張らなくては!
レッスン帰り、みんなでお茶をして帰りました♪
そこで食べたワッフルと紅茶がとてもおいしかったです☆
生徒さんにご馳走になってしまいましたが、癒されました~
いつもいつも、お気遣い、ありがとうございました!
生徒さんたち、お疲れ様でした♪