今週末、中学生と小4の生徒さんがコンクールの2次予選に挑みました♪
先程、結果が出て、めでたく、2人とも本選の切符を手にいたしました♪
ホッとしました♪
小4のさなちゃん、昨日は、ちょっと硬くなってしまい、痛恨のミスをしてしまいました。
でも、ミスの後は、ちゃんと弾けたし、講評もよかったので、何とか通して~!と祈っておりました笑
普段、すごく良く弾けていたのに、落ちてしまったら残念だなと思っていたので受かってよかった!
中2のはなみちゃんは、全くあがることのない生徒さん。
今回も、ピアノが天気のせいなのか、全然響いてなくて、とくに、右のメロディーが皆埋もれてしまっていたので、休憩中に右、右!と思って弾いてきてね!というと、ニヤっと笑ってちゃんとやってきました♪
流石です!
来月27日、上野の上野学園石橋メモリアルホールで本選です☆
あの良いホールで楽しく弾けるように頑張りましょうね!
さて、余談ですが、中学生部門は、あんまり思いませんでしたが、小学校中学年部門は、なかなか個性的な演奏がたくさんありました。
子供が、なかなか、ああは自分から弾かないと思うので、先生の趣味なのか、ものすごく溜めがあったり、間があったり、妙に音符が長かったり、体が船をこぐように常に揺れていたり。
いわゆるピティナ弾き、コンクール弾きがたくさんいました。
たまたま、一緒に聴いていた同僚の先生は、有名音大に入れていたり、町コンで1位だったり、ショパンコンクールインアジアで金賞をとらせたりされている優秀な先生なのですが、2人で、濃いね~、揺れてたね~、凄い溜だったね~と同じ意見で、子供部門特有なものを感じました。
小学校高学年は聴いていないのでわかりませんが、中学生になると、そういう弾き方をしている方はいないし、やっぱり通ってません。
ちびっこは、体を揺らさないと弾けないというところもあるので、体が大きくなってきて、大人な演奏に近づいてきたときに、うまく切り替えられるかがポイントですね。
長年の癖を抜くのはとても大変なので、私は、初めからやらないというスタンスです。
子供が自分で音楽を感じてやるのはいいと思いますが、妙な動作や間を教える意味が理解できないのです。
目新しいものは、すぐ飽きるけど、いいものは長く使える、まるで物と一緒ですね。
一見うまそうに見える弾き方というのは、本当に、コツコツと正しい演奏をしてきた人には、いつか敵わない時がくるように思います。
今回、さなちゃんはミスがあったけど、やっている音楽も内容もよかったから、通ったんだと思います。
ミスを超えて、また聞きたいと思わせる何かがあったんだと。
私は、そう思っています☆