卒業式のうた

毎年のことですが、この時期になると卒業式で歌う歌の、ピアノ伴奏オーディションがあります。

 

合唱コンクールにしても、今は、本当に新しく、しかもポップス調な曲が多いですね☆

 

そんな中で、毎年のように、誰かしら見てくださいと持ってくるのが、「旅立ちの日に」という曲です☆

 

昨年、卒業式で一番歌われた歌だそうです。

この曲は、1991年、秩父の中学校の、校長先生が、生徒を送るために作詞したものに、当時の音楽の先生がメロディをつけて、本当は、1日限り歌われる歌だったそうです。

ですが、その後も、在校生に受け継がれ、近隣の学校でも歌われるようになり、SMAPがCMソングで歌ったことで、かなり広まったそうです。

40代以上の方は、ほぼ知らない曲となっているのですが、若いママたちは、歌った~!という感じかもしれませんね 笑

私も知りませんでした・・・

 

私は、小学校の卒業式は、巣立ちの歌という曲でした。

伴奏した気もする・・・、何か弾いたけど、覚えてません笑

これも、かなりいい曲で、大好きですが、

歌詞が、「いざ、さらば~、さらば先生、いざさらば~、さらば友よ。美しい、明日の日のため」ですから、ちょっと古め?笑

 

旅立ちの日には、印象的なピアノの前奏で始まります。

1番と2番の間の間奏と、最後の後奏も同じようなピアノソロがあります。

YouTubeでみていると、もう、このイントロが流れた瞬間、涙している子が沢山いますね

 

娘の小学校は、音楽会もなく、そんなに音楽が盛んではないのですが、卒業式では3曲歌うようで、うち1曲を伴奏をやりたい子全員で弾き、振りわけられたパターンのようですが、うちの娘は、旅立ちの日にを弾くことになったらしいです☆

 

クリスマスコンサートでやった、「友」は中学生以上の定番曲になりつつあるのかな。

 

皆さんも、お子さんの、卒園、卒業ソング、ご自身の時代と比べてどうかな~と聴いてみてください♪

 

全然、お話は変わりますが、今日、ちょっとびっくりニュースを見ました。

 

音楽教室で、18年より著作権料が発生するというニュース

ちょっと驚きです☆

教室で、習いたい曲が、最近の曲だったり、作曲者が死後50年経っていないと、著作権料が発生する?というお話。

その曲を使ってようが、使ってなかろうが、月謝の収益だったかの2.5%徴収されるになるらしいです。

まずは、ヤマハや河合などの大手の教室からとのことですが、近い未来、個人の教室もとなっていくのかな~

微妙すぎてちょっと混乱です

 

当然、お月謝にも反映されていきますからね。

その分は、どの教室も上乗せしていかざるを得なくなります。

ヤマハは、ただでさえ、高めなのに~!!と思ってしまいました。

今のヤマハのお月謝の2.5%も上乗せしたら、家計に打撃ですよね~

ヤマハなどの大手は、争う姿勢らしいですがどうなるかな・・・

音楽を学ぶ方への間口が狭くなりそうな話題に朝から衝撃です

 

学校は、営利目的ではないので、おそらく著作権料は発生しないと思いますが、これだけ、学校で歌われる曲も多様化してますし、吹奏楽などもありますからね~

 

音楽を楽しむために、作曲者・作詞者が曲をつくっているわけで、その人たちの権利を守るのが、著作権なので、難しいですね☆

 

私も、先日弾いた演奏会でやった曲は、作曲者は1・2年前にお亡くなりになった方だったので、著作権料が発生しました。

舞台に頻繁に立つ音楽家にとっては、そう珍しい話でもないんですけどね。

 

 

 

長尾ピアノ教室

東京都八王子市堀之内

フードワン裏・京王堀之内駅徒歩10分