2学期になりました☆
教室もクリスマスコンサートに向けて少しづつ準備していかないといけませんね
伴奏の練習をしてもらう関係で、先に小学生以上の歌を決めました!
小4は、両方歌います笑
小1~小4 涙をこえて
小4以上 落葉松
にしました♪
どちらも合唱の王道曲
涙をこえては、中2のあいこちゃんに、
落葉松は、中2のめいちゃんにお願いします!
涙をこえては、お父さんお母さんも、結構中高生の時に歌った!という方いるのではないでしょうか。
私も、何度も歌った記憶が・・・
♪涙をこえていこう
無くした過去に泣くよりは
涙をこえていこう
輝く明日、信じて
というサビの前に印象的なピアノのユニゾンがあってこのサビを歌い、偉く毎度盛り上がっていたような気がします
落葉松の方は、合唱の超がつく有名曲です。
私は、この歌が大好きでして、いつかやらせたいなと思っていました♪
この曲も、中高と何度も歌い、何度も伴奏した曲です。
音高授業でも伴奏しましたが、みんなで気持ちよく歌った記憶があります。
この曲は、8行の詩からできています。
作詞の野上彰さんは、昭和22年の秋に最も愛した軽井沢でこの詩を書いたそうです。
この詩をたまたま、ラジオで聞いた、作曲者の小林秀雄さんは、これに曲をつけて歌曲にしたいと、野上さんに連絡をしますが、そのわずか1週間前に野上さんは亡くなられていたそうです。
♪落葉松
落葉松の 秋の雨に
わたしの 手が濡れる
落葉松の 夜の雨に
わたしの 心が濡れる
落葉松の 陽のある雨に
わたしの 思い出が濡れる
落葉松の 小鳥の雨に
わたしの 乾いた眼が濡れる
さて、皆さん、この詩をどう読み解くか・・・
まるで詩の国語の授業のようですね笑
うちのお教室、学校の先生、大学の先生、塾の先生のお子さんも沢山います!
是非是非ご教授ください!という感じです笑
この曲は、雨と濡れるがテーマの曲
雨の中、秋の軽井沢の紅葉した落葉松林を歩いている
↓
雨の中歩いて手が濡れる。しかも秋の雨なので冷たい雨です。
↓
夜の雨の時には心が濡れる、つまり、冷たい雨に手が濡れたことで、寂しくなったり、悲しくなったりして心が湿っぽくなってしまった
↓
陽のある雨の時は思い出が濡れる
少し日のさした小雨の中、思い出が濡れるということは、寂しい悲しい思い出を思い出すといいうことでしょうか。
↓
遠くから聞こえる小鳥の声が聞こえる中、寂しい悲しいことを思って涙がでてくる
こういう歌詞のようです。
なんと、奥の深い・・・
受験組の皆さん、読み解けました?笑
日本語の美しさを感じる歌詞で、何とも言えない気持ちになります。
この曲は、先に、歌曲として世にでて、のちに作曲者自身の手で合唱曲になっています。
印象的なメロディが何度も出てきて、ピアノの間奏にも出てきます。
歌心あるピアノがこの曲の良さを引き立てる気がします♪
めいちゃん、歌心全開で頑張ってね!
この落葉松つながりで、幼稚園児のうたの1曲は、
同じ小林秀雄さん作曲の、真っ赤な秋にします。
この曲もとてもいい曲ですが、難しい曲です。
皆さん、涙をこえて、落葉松、是非YouTubeで聴いてみてください!