また風邪の季節がやってきました。
私の大学の友達のお子さんの学校は、2週間前から、順次インフルエンザで学級閉鎖になっているそうです。
昨年は、この辺でも11月に流行りましたね。
何年か前のクリスマスコンサートも、インフルエンザでの欠席者が多く出てしまいました。
これから、フリータイムレッスンも迎えますので、いつものようにお願いです。
1、学級閉鎖の時は、自分の体調が悪くなくてもレッスン出席は停止してください。
2、ご兄弟やご家族が、インフルエンザや、胃腸炎、オタフク風邪などの感染症にかかられた場合、やっていないご兄弟、ご家族もレッスン出席は停止してください。
また、オタフクや水疱瘡によくありますが、移っているときに数週間後に出るというタイミングの時も連れていらっしゃらないでください。
水疱瘡は、状況によりますが、家族で出かけた場所でかかった場合は、ご兄弟も不可、学校などお友達からでもらってしまった相手と接触していないご兄弟なら、数週間後に出るでしょうから大丈夫でしょうか。
オタフクも、水疱瘡も大変感染力が強いため、生徒さんが入れ違うだけで移ります。
うちの上の子は、病院で感染室でオタフクの受診をしましたが、前の方が水疱瘡で、すれ違っただけなのに、バッチリなりました。
3、レッスンや、フリータイムレッスン前後の手洗い、うがいは徹底してください。
また、咳が出る方は、マスクを、鼻水が出る方は、ウェットティッシュとティッシュをお持ちください。
4、お子さんに、指をなめる、鼻をほじるを教室内でさせないでください。
5、お腹が痛い、吐き気があるときは、つまり、胃腸炎の可能性があるときには絶対レッスンに来ないでください。
これには、理由があります。
子供は気持ち悪いときもお腹が痛いといいます。
大丈夫よ、なんていっていかせて、ピアノに吐いてしまったという、ウソのような本当の話は実は講師仲間では聞く話です。
それは悲惨と・・・
もし、教室で吐いてしまったら・・・
そのあとのレッスンは、当然、中止です。
ピアノに向かって吐いてしまったら、レッスンは中止の上、調律師さんに連絡。
ピアノ自体をクリーニングに出さなくてはいけませんので、クリーニング代、運送料、レッスンができなかった期間分の全生徒さんのレッスン代を、その生徒さんに負担していただくようになりますので、何十万というお金がかかると思います。
これは、発表会にも言えます。
なんとか弾かせてあげたい気持ちはわかりますが、
リハーサルや、発表会で、具合が悪く、万が一、ピアノに吐いてしまったら、発表会は中止、ホールへの補償(クリーニングをしている間など別のピアノを用意するなどもあります)、発表会はキャンセルになりますから、かかった経費もその生徒さんに負担していただくようです。
考えたくもない金額になると思います。
また、胃腸炎はお手洗いなどで、広がっていきますから、他の生徒さんにも移ってしまいます。
ですので、厳しいようですが、お腹の風邪の時は、吐き気が完全に収まるまでは、発表会もダメです。
ただ、お熱があって、解熱剤で上がったりさがったりはできたら出してあげたいなと思いますし、水疱瘡なども、別室で待って、他の生徒さんに接触しないようにしてなど出来ると思いますが、吐き気が伴うものだけは、補償が大きすぎますから、ダメです。
色々と、厳しいことを書いてしまいましたが、どうぞ、ご協力お願いいたします。
密室でのレッスンですので、私が感染源になるかもしれないですしね。
勿論、注意を払っていて、結果移してしまったとかは、仕方のないことだし、お互い様ですよね。
なので、みなさんそれぞれが気を付けて、安心して通える状態にしていただけたらそれでいいと思います。
注意していても移るときは移りますからね。
でも、分かっていたのに、うちは大丈夫という、確信犯はダメですということです。
宜しくお願いいたします!