生徒さんが多くいれば多くいるだけ、ご家庭によって悩みの種類の数も多いですね。
まず、多いのが、お家での練習においてのバトル笑
親子バトル、あるあるの例
その1
お母さん「先生はこう言ってたよね」
子供「やってるもん!」
お母さん「やってないじゃん」
子供「やってる!ママは弾けないくせに!」
その2
お母さん「練習しなさい」
子供・・・(だらだら)
お母さん「早くしなさい」
子供・・・(ダラダラ)
お母さん「いつになったらやるの!」
子供・・・ごろ~ん
お母さん「いい加減にしなさい!」
その3
子供はお友達と遊んでる
ママは練習させたい・・・
お母さん「そろそろ帰ろう」
子供「やだ~!遊びたいもん」
お母さん「ピアノ練習しないとね」
子供「もっと遊ぶ」
お母さん「もう暗くなってきたし、また明日ね」
子供「なんで私だけかえるの?遊びたい」
お母さん「ピアノ毎日練習するって言ったでしょ?」
子供「みんなピアノなんてやってないじゃん、ピアノなんて嫌い!」
・・・とまあ、
どれも反抗期もあり、親への甘えでもあり、子供らしいといえば子供らしいですけどね、親御さんは大変ですよね笑
うちは、遊びに関しては、正直上の子は可哀想だったなと思うところがあります。
早くから大学の先生につけたために、ピアノが一番の生活をしてきました。
コンクールも受けたりしましたが、コンクール弾きをさせなかったため、小さいうちは、コンクール弾きをするお子さんに持っていかれてしまい、努力のわりに報われない日々を過ごしていました。
遊びも、学童に入れてなかったので、学校から帰り、下の娘が幼稚園から帰るとすぐに、町田の実家に親が連れていくため、ほとんど遊んだことがなかったです。
でも、今思えば、今のお子さんは、小4くらいから本当に忙しくなり、今度こちらが遊べるようになった時には、周りが忙しくて遊べなくなりました。
放課後の遊びが、次の日の学校の遊びにつながるため、娘は大変でした。
私は、小4になった時、学童に入れてやればよかった、もっと遊びたい時期、遊べる時に遊ばせてやればよかったと後悔しました。
ピアノピアノと、沢山のことを犠牲にして今の娘があります。
私にはピアノというアイデンティティはあっても、私は沢山娘に恨まれていると思います。
何か月か前、ピアノは好きだけど、ピアノが楽しいと思ったことはないといわれました笑
小6になって、クラス全員で毎日のように公園で鬼ごっこを放課後やるようになり、娘は沢山遊びに行きました。
あの一年が娘にとってはパラダイスだったのではないかと思います。
下の娘は、小学生になってから、遊びたい時に自由に遊んでいます。
やることやりなさいというと、いまだに遊びたくてごねます笑
ヴァイオリンの練習も、私がちょっというと、やってるもん、ママはヴァイオリン弾けないくせに!とずっと目が吊り上がって、口がとんがってふてくされています。
どこの家も同じです。
先生としては、確かに練習してほしいですが、
同時に、遊べる時には遊んでおきなさいとも言いたいです。
これは、私の反省も込めて。
出来ればゲームではなく、外で思いっきり走って。
ピアノを弾くうえでも、バランスや、持続力、瞬発力、いりますから。
思いっきり遊んだら、やることはやるという切り替えができたらいいのでは。
17時まで遊んだら、遊びたくてもまた明日とか、
遊びたいなら、朝必ず沢山やろうね、できなかったら夕方やるんだよとかお家ごとのルールがあっていいと思います。
それから、やってるもん病にかかってる方は、是非、私に言ってください。
私から子供にお話をします笑
みんな納得して聞きます。
なぜなら、先生からお母さんに使命を子供の前で与えるからです笑
それから、子供が楽しく練習できるように私は子供が小さいときは、シール貼りをしていました。
1シート47枚くらいの出席カードをためると、何か安い好きなモノを買ったり、映画を見に行ったりしました。
5枚たまるとディズニーランドに行けます。
5枚で使わず、10枚溜めると、お泊り付きディズニーランドに行けるとしていました。
5枚で半年、10枚で1年なので、1年に一回くらいはいくディズニーランドを、練習に利用しました。
子供は、好きなシールは貼れるし、喜んでやりました。
それを続けているうちに、そんなことがなくても、毎日やるようになりました。
とにかく、毎日やればOKという気持ちで。
お家での練習頑張ってください!
また、遊びも全力で!