長らくお休みを戴いておりましたが、娘たちの受験が終了いたしました☆
高校受験だった上の娘は、1月下旬に早々と音高に決まり、こちらは、ほとんど心配しておりませんでしたが、
小6の下の娘は、本人に私の道は音楽じゃないと早々と宣言され、本人の希望で中学受験をしました。
中学受験をするにあたって、ヴァイオリンは続けることを条件に始めました。
私は、当初、ヴァイオリンで行かせたかったので、あんまり乗り気ではなかったし、
途中で諦めるかなと思っていましたが、続いてしまいました。
ただ、恐らく、他の中学受験のご家庭とは違い、勉強をすごく見てとか、スケジュール管理をしてとか、
過去問を親主導でやらせたりとかもせず、本当に、親らしいことは一切してやれませんでした。
塾も小4の間は、大手塾に行かせていましたが、送り迎えの関係で自分で行けるところにと転塾もしましたし、
上の娘の方の作曲・ピアノは、すべて大学の先生ですし、付き添いや、練習に忙しくて、
可哀想ですが、下は、塾に任せっきりでした。
中学を選ぶにあたって、オーケストラがある女子中で本人が希望していたので、
他のご家庭とそれまた志望校の決め方が違ったと思います。
あとは、今現在は、将来医療系の仕事につきたいという希望もあるので、理系にも進学している中学というのも
条件でした。
超名門校というよりは、最初から、ヴァイオリンを続けられるぐらいのゆったりした環境で、
医療系にも行っているような学校という明確な希望があったので、
あまり多くの学校は見ませんでした。
また、通学時間を考えて、遠い学校は始めから諦めてもらいました。
6時台に家を出なくてはいけない都心の学校は、私は、お弁当を何時につくればいいの?!と笑
うちは、偏差値で選ぶということは全くしなかったので、
学校を見て、本人が行ってもいいなと思う学校のみ、受験をすることに。
1月のお試し校、本人は、ずっとハイテンションで、まるで遊園地にでも行くように、
ワクワクが止まらないと、早くやりたいと試験の部屋に入るまで言い続けて、
終了後、超楽しかった!と帰ってくる始末。
これは練習になったのだろうか・・・と思いましたが、
1月31日もそのテンション。
これは吉と出るか凶と出るかと思っていました。
2月1日、午前校は、ちょっと他の学校とスタイルが違うように思いました。
それで、調子が狂ったのか、口数が少なくなってゆき・・・。
普通の受験生になりました笑
今年は、本当に、どの学校も人が多い印象でした。
大学の入試改革の影響か、本当に、受験生が多い、志願者がどこの学校も多いなと。
また、実際、どの学校も問題が難しくなっていました。
たまたま、娘の幼稚園のママ友にお会いしたのですが、
今年は、本当に厳しいね~と話しました。
また、2日目の午後校の待合室でも、いろんなお母さん同士が、
急に問題が難しくなっていたよね~、あんなの出されたらうちの子じゃ解けないよ~と嘆く声が。
確かに・・・と内心思うのでした。
2日目終了した時点で、2校の合格を戴いたので、3日目はもう急にどっと疲れがでていたのか、
集中力が続かなかったように思います。
実際、隣で試験をしていたお子さんは、算数の時間20分グーグー寝ていたそうです。
本当はもう1校受ける予定でしたが、もう本人、いいや・・・。とあっさり受験終了。笑
チャレンジ校ではありますが、本当は、一番行きたかったはずの学校で、
周りが、本当にいいの?後悔しないの?といっても、もう疲れた・・・、いいの。と笑
普通の親なら無理にでも受けさせるのかもしれませんが、出来るだけ、偏差値の良い学校で過ごすというよりかは、
そこで、どう過ごすかの方が大事だと思うので、本人がいいならいいやとこちらも思いました。
中学受験終了組の生徒さんたちに聞くと、上位の学校ほど、生徒に任せて手厚くはない、
入った時の偏差値を考えれば、学校が頑張ればもっと進学実績が良くなるはずで、
中堅の学校の方が絶対お得と言われてました。
また、塾の先生をされていた生徒さんにも、私立の場合、難関校は自分で、
中堅校は学校が頑張ってくれるので、出口は、どこもそんなに変わらないから、
娘がハッピーな学校ライフを送れるところをアドバイスいただいていました。
うちも娘が過ごして居心地のよさそうな学校を選ぶようにはしていましたけど、
それでも、本人が一番行きたいと思っていた学校に受験すらしないというのは良しとしてよいものかと。
ただ、本人は、例え、万が一受かっても、その学校には行かないと言っていました。
入ってから、ついていくのが大変だし、部活も楽しめなそうだからと。
意外と冷静な娘です。
そもそも、うちの娘は、小学生らしい小学生です。
中学受験は、いかに早く成熟するかにかかっています。
国語の問題を読んでいても、~~、そのあとに四字熟語がでてきて、~のようだ。
と比喩表現ばかり。
小学生らしい娘にとって、最後の四字熟語の比喩は、いらないわけです。笑
それを面白いと思えるか、なんでこんな回りくどいことを・・・と思うか。
大人が読んでもかなり難しいです。
勉強ができる出来ないではなく、早く成長している子は、中学受験に向いているし、
うちの娘のように、小学生らしい子は、今じゃないんだろうなと、親も関わる先生全員が思っていました。
いわゆる、大器晩成型です。
だから、無理に偏差値ではかって難関校にいれなきゃとは思えなかったし、
つぶれるな…とも思っていました。
自分で、娘も分かっていたのでしょう。
予定より、早く受験は終了しましたが、
勉強は本当にノータッチで、最後まで来てしまい、
上の娘は、ピアノでダメなところは明確にわかるので、引っ張り上げられますが、
下の娘は、いつからか、私が勉強は全く見ていなかったため、
ダメなことは分かるけど、何がダメか分からず、最後まで悶々とする日々。
お世話になった先生方には、「お母さん冷静ですよね、他のお母さんは発狂してますよ。」
と言われてましたし、生徒さんの保護者にも、受験生の親っぽくないといわれてましたし、
本当、下の娘には、何もしてやれず、親として情けない限りで、私、半年後静かに禿げてるなと思っていましたが、
本人は、黙々とやるべきことをやり、乗り切ってくれて、本当にホッと致しました。
親の私が頑張らなかった分、周りの先生方が頑張ってくださいました。
本当に、感謝申し上げます。
個人的に算数を補強して頂いた先生も、娘を入れて3人の受験生がいたそうですが、
他のお子さんも結構な難関を全勝だったそうで、良かったですねとお話ししました。
これから、中学受験を控えている生徒さん方にアドバイスするとすれば、
小5の間に出来るだけ沢山学校を見せてあげてください。
学校によって全然違います。
また、第1志望校との傾向で、併願校が全然変わってしまったりします。
うちの場合は、見ていた学校が、第1志望校と全く違う傾向の学校ばかりで、6年生の秋から冬に行き直しになり大変でした。
私は、正直公立でいいと思っていた派ですが、やはり、どんなに緩い私立でも勉強は公立よりします。
中2で中学の勉強は終了、中3から高校の勉強で、高2で高校の勉強は終了。
最後の1年かけて受験勉強します。
公立とは、かなりペースが違います。
また、特に大学付属校で、高校からの受け入れがある学校は、いわゆる肩たたきがあります。
それに、塾のように、1類2類と、クラスを分けていて、行ける大学レベルを分けている学校もあります。
1類に頑張ってもらって難関校というスタイルです。
ご家庭によって、偏差値では計れない譲れないポイントが出てきます。
実際、この地区では大人気の学校も見学に行きましたが、
娘も私も主人も全く興味を持たなかったりしました。
たまたまお会いした生徒さん達は凄く良かったといってましたから、
偏差値ではなく、ピンとくる来ないは、あると思います。
だから、自分の目で確かめて。
後は、あまり、舞台経験をさせてなかった割には、やはり、娘は本番に割と強かったです。
緊張でガチガチになるのはもったいないのです。
やはり、ピアノや楽器というのは、消しゴムで消せない一発勝負に強くなると確信しました。
それと、女子中は、ミッション系(キリスト教系)が多いので、そういう学校は、音楽をやっているご家庭に
凄く興味を持ってくださるとは思います。
実際、娘のことを知るために説明会参加後の数日以内にわざわざ塾まで来てくださった学校もありました。
ピアノの先生だからではないですが、是非、ピアノもなんとか続けて頑張って欲しいです。
今年は、生徒の皆様にも大変ご協力いただきました。
お休みを沢山いただいて、ご理解頂き、本当にありがとうございました!
当初より早く、仕事復帰致します!
先生は、どうせ忙しくてブログなんて書いてるヒマないだろうからと、
ブログを見ている方は少ないと思われますが、
明日、1月に体調不良で自主的にレッスンをお休みしてくださった方で、レッスンを希望される方は、
振替を致します。
ご連絡ください☆
また、不定の方も今週より再開いたします。
娘たちも手が少し離れます(本当かな・・・?)
生徒さんに懸けられる時間も増えると思います。
何か気になることがありましたら、いつでもご相談ください。
また、体験レッスンも再開いたします。
ご希望の方もご連絡ください。
来週より、通常レッスンも再開いたします。
発表会のご案内もお渡しいたします。
2月17日から2月25日までに発表会費の集金を致します。
発表会に向けて一緒に頑張っていきましょう!