ヤマハの講師会議でも話題になっていましたが、
小さい子のレッスンの進め方に悩まれている先生も多いようです。
早ければいいというわけではないのもあり、また、小さいお子さんは個人差がありますから、
他のお子さんと比べないことです。
ですが、うちのお教室では、
お子さんにもよりますが、大体、1,2か月で両手にはします。
半年ごとの発表会、クリスマス会で、始めて半年後には年少さんでも両手で発表しています。
年齢が小さくてもきちんと毎週通ってくだされば、年中、年長で、ブルグミュラー、バッハの曲ぐらいの曲はチャレンジできているような?
早い子は、小1ぐらいで、ソナチネ、インベンションに入る子も。
例えば、今年の年中さん、どのお子さんも私のところで、年少さんから始めて、2年でそのペースにはまっています。
1,2名の話ではなく、大体がそうなっています。
更にコンクールにチャレンジするようなお子さんは、内容を掘り下げていきます。
マンツーマンですから、出来るお子さんは誰が教えてもうまくはなります。
底辺を上げられるかどうかが先生の力です。
少しペースが遅めのお子さんでも、小学生の間にエリーゼのためにや、
ショパンワルツあたりにチャレンジできるぐらいには目指しています。
お話を聞いていると、進め方が悪いと、別にできないわけでもないのに、小さいときからやってきて、
小学校高学年でもブルグミュラーに入れないお子さんもどうやら普通にいるようです。
進度が速ければいいは、絶対ないです。
でも、ある程度モノにするならの進度は守りたいと私は思っています。
子どもの勉強でも何でも、やっぱり、先生のお力は重要。
中学受験は親の受験ですが、それでも、能力のある先生なら、管理も素晴らしい。
それは、生徒さんの環境含めて、先生がお子さんにどう寄り添ってもらえるかです。
ピアノだって、塾でよく言われるお客様という精神で、
仕事だからと割り切っている先生では、やっぱり弾けるようになりません。
先生がどれだけ、生徒さんを引っ張り上げようとするかどうかです。
良く、生徒さんに塾選びのご相談、進路先のご相談を受けますが、それに尽きると思います。
沢山いる生徒さんの一人になっては困るわけです。
沢山生徒がいてもいなくても、その子の人生も進路も一つしかないんですから。
結果をある程度出していただかないと。
ご縁のあった生徒さんは、しっかりサポートさせていただきたいと思います♡