緊張しちゃうお友達へ、またサポートしてくださる保護者の方へ

昨日のリハーサル、緊張して顔がひきつっている子が沢山いました。

私も、極度のあがり症ですので、気持ちは分かります。

なので、準備を一生懸命するわけです。

練習ですが、先程のブログにも書いたとおり、片手の暗譜をするとか、

目線まで暗譜します。

ここの部分は右手を見ると決めておきます。

極度のあがり症の子は、普段見てない手をみてわからなくなったりするからです。

私は、15分弾くなら15分ぶん決めています笑

 

後は、ビデオや録音を撮ってみるとかもしますね。

 

発表会というのは不思議なもので、雰囲気の連鎖が必ずあります。

1人止まると芋づる式に連鎖します。

逆に1人も止まらないといつも止まる子も止まらず行ったりします。

近年は芋づる式に止まっています。

逆に昔は死んでもとまるなー!といつも言っていたので本当に完成度高く止まりませんでした。

年に一度、みんな同じ方向を向いて頑張らなくちゃいけないと、本人も保護者も本当によく練習して臨んでましたから。

いい連鎖が起きていました。

 

あと、3日みんな同じ方向を向いていい連鎖を起こしたいです。

 

例えばです、自分よりみんなうまいかもって緊張することありますよね。

でも、楽器はうまい人が弾くと鳴ってくれます。

だから上手い人に囲まれて弾く方が、自分もうまく弾けるんだと思ってみて下さい。

いいピアノの状態でひけてラッキー♡と。

みんな止まってばかりじゃ、こっちにまで間違えオーラが来ちゃうじゃん!とおもって、

自分はベストな演奏が出来るようにしようと、1人1人が心掛けて本番に臨んでください!

また、みんな上手な中で自分も上手に弾ければ、みんな上手でよかったねとなります。

みんな止まってばかりだと、なんだか止まってばっかの発表会だったねとなります。

 

人からどう思われるかではなく、自分の今最大限の演奏をしてください。

数年後弾いたら、なんだ全然簡単じゃんとなっていると思いますが、それが成長です。

今、出来る最大限の努力をして悔いのないように本番を迎えてほしいです。

本当はもっとできたのにな~ぐらいの練習では、悪い緊張をしてしまいます。

 

それから、小さいお子さんによくありますが、前日は絶対おもいっきり遊ばせないでください。

お家で静かに練習して、早く寝させてください。

小さい子は前日の過ごし方で本番の出来が変わるといっても過言ではありません。

 

それから、上手だなと思うお子さんの演奏を一生懸命親子で聴いて下さい。

人の演奏を聴かないとうまくなりません。

 

昨日のリハーサルで、お手本となるようなお子さんがいました。

第1部、2部両方にでてくれる、こういちくんは、

曲はこういちくんにとってはそんなに難しいものではありませんが、音の響き方や作り方が別格でした。

うちの教室は難しい曲を選択しがちで、逆にうまく聴こえないよといつも言っていますが、

自分に余裕がある曲を、内容良く、流れよく弾いていて完璧でした。

こういちくん、2年連続骨折して発表会に出れず、昨年も出られなかったので、4年ぶりの発表会です。

昔からファンの多い子です、随分磨きがかかっています。

 

また、第2部のはなみちゃんも、強弱の幅に磨きがかかって、1音一音きちんとコントロールして弾いているのがよく分かります。

 

みんなも内容よく弾けるよう、丁寧に少しゆっくりを沢山やって頑張ってください。

みんなのステージがより素晴らしいものになるように心より祈っています!

 

 

 

長尾ピアノ教室

東京都八王子市堀之内

フードワン裏・京王堀之内駅徒歩10分