2月になりました。
1年で一番嫌いな月です笑
何故なら確定申告があるから笑
本当に、小難しくて、なくなればいいのにと毎年願う唯一の行事ですよ。。。。
税金を納めてほしいならば、もっと簡単にしてよ!といつも職場でみんなで愚痴ってます笑
いきなり愚痴からスタートしましたが、良いこともありました。
2月1日は、来年の(つまり次の次の)5月のホール抽選会がありまして。
15か月前に取るんですよ。
昨年は残りくじで、リハーサルも本番もめでたく取れて、今度の5月はウィーンホールでやれることになりましたが、
今年はどうかと思っていたところ、またまた残りくじで、取れました!
府中の森芸術劇場ウィーンホールで
2023年5月7日(日)リハーサル、
2023年5月14日(日)本番
です☆
一枚もクジを引いてないのに当てるって私ってば強運!と思っております笑
2月1日といえば、中学入試本番の日です。
昨年も、ホールが取れた流れで応援メッセージを送り、みんな第1志望に合格してめでたしでしたが、
みんな頑張ってますよ!
良く、中学受験の相談を受けるのですが、その中で多い質問は、
何故、中学受験では偏差値40台の学校が高校受験になると、70とかになるんですか?というやつです。
私も、娘が受験するまで謎でした。
中学受験をするのは、小6全体の2割と言われています。
ピラミッドがあって、頂上の2割だけ受験するわけです。
偏差値50というのは、その2割の中の真ん中ですから、小6全体で見れば、ピラミッドの9合目付近ですよ。
高校受験は、ピラミッド全部の人が受験になるので、当たり前ですが、
中学受験ではそんなに偏差値が高くないと思われても、高校受験では高くなるのです。
中学受験で偏差値50は高校受験の65~70と言われているらしいです。
小学校で、結構勉強が出来て、いわゆる優等生が偏差値50ぐらいの学校に入ると、
あれ、あんまりできなかったのかな?なんてなりますが、そうではありません。
今は、高校での受け入れを停止している学校も多く、
そうすると、中学受験だけの偏差値が残り、あんまり賢くないのね~なんてなりがちですが、
どんな学校だって、入るのは大変なんですよ。
生徒さんの親御さんの中には、偏差値をすごく重視しているお話を聞くことがありますが、
偏差値は、ラーメンの行列みたいなもので、偏差値が高いから良い学校という訳ではありません。
塾のような、勉強重視の学校が合う子もいれば合わない子もいるし、
例えば、授業に、フランス語が必修であったり、園芸をやったり、特色がそれぞれあります。
その子に合う学校を探すのが最重要課題です。
また、とりあえず、私立中にいれて、合わなきゃ高校受験で入り直せばいいは、本当に大変です。
何故なら、公立中に行っていれば、第1志望に落ちた時には、
必ず行きますよという口約束を中学の先生がしてきてくれる併願優遇なるものがありますが、
私立は、6年間お預かりしますというスタンスで入学させてもらっているため、
他の学校に行く人にそんな甘いものはありません。
落ちたら当然浪人です。
外の学校に行くためには、調査書なるものを通っている学校に書いてもらわなくてはいけませんが、
稀に、本当に書いてくれない学校もあるらしいです。
上の娘の学校のメンバーは、錚々たる私立中から入り直しで来ていますけど、
それはたぶん、音楽ということで、別分野なので、
学校も応援してくださるのかもしれませんね。
なので、偏差値の高い低いではなく、お子さん自身が通ってもいいなと思う学校を沢山見つけておくことです。
親御さんが偏差値だけで決めるのは本当に危険です。
現在私立に通っている生徒さんの学校でも、中1で10人いなくなったよとか、毎年それくらいいなくなるんだよね~なんて聞きます。
勉強についていけなくなると、休み時間に追試があり、2つ被ると、お昼抜きで午後を迎える。
追試のための勉強をすると、次のテストの勉強時間がなくてまた追試になる、もう負のループですよ。
いわゆる大学附属なんかだと、中2になると肩たたきがあります。
ある、有名大学附属中は男の子は中三の1学期にお別れ会をして公立中に移ります。
女の子は、希望すれば残れますが、当然高校受験へのサポートはゼロです。
高校からまた新しく優秀な子を取ればいいので、学校は痛くもかゆくもありません。
中学受験のメリットとしては、高校受験がないので、ゆっくり勉強ができる。
また、部活や、他にやりたいことにも高校受験で邪魔はされません。
後は、中学時代は反抗期に被るわけです。
これは、親御さんもかなり苦労します。
そこを、部活を夜18時半とかまでやり、19時半から23時まで塾に通ってとか大変すぎるわけです。
また、反抗期に内申を取るために、色々活動するのが反発する子もいるので。
私立中は緩くても、まあまあ進みますから、学校がおわってから塾もいかないし、
私立の場合は、遠方から通ってくるため、部活終わりもそこまで遅くないので、必ず時間が出来ます。
ピアノも、小学校の時は、イマイチでも、中学になると、公立中の子たちと変わらないかそれ以上になることも沢山あります。
家は、公立中も私立中も両方経験しているので、まあ、親として楽なのは、私立の方かな、と思います。
公立中はやっぱり、忙しいし、あの、内申に振り回されますからね。
家は、学校に塾的なものを全く求めてなかったので、子供がのびのびと学校生活を出来ることが一番大事で学校を選びました。
中学生、大変です。
心が病んでしまうと、全てがちゃんと出来なくなります。
心が健康であってこそ、勉強やいろんなことが頑張れると気付いたので。
なんだか、語ってしまいましたが、どの生徒さんのこともしっかり見極めて、音楽人生がずっと続くようにサポートしていきますよ!
さっきの、中学偏差値50だって大変なんですよと言いましたが、
じゃあ、ものすごい偏差値ってどんな子って話ですよね。
是非、会ったら聞いてみて!
小6さきちゃん、御三家に合格しました!
おめでとう!
さきちゃんは、ピアノも1月だけ1月入試もあるので、お休みしてましたけど、
12月まで、全くペースを落とさず、淡々とやってきてた子です。
ツェルニーも、バッハも、発表会の曲も譜読み済み!
クリスマス会もどうしようかな~と言っていたぐらい、普通に来てました笑
いつも言ってますが、良いときも悪いときも、常に淡々と頑張れる子は強いわけです。
だって、受験だからピアノ休んだって、結局その時間勉強なんてしてないと思います。
むしろ生活に組み込めた方が強いのです。
さきちゃんはそれを証明してくれたね!
本当におめでとう!
まだまだ、教室では、受験シーズンが続いています!
皆の頑張りの成果が出ることを心より祈っています!